この国は天才が多い。
アメリカに天才が集まるのか、
アメリカが天才を生み出すのか。
そのどちらでもあると思う。
長男が小学校入学時に
プレイスメントテストとよばれる簡単なテストを受けた。その子がどのぐらいのレベルの言葉や数字の知識を持っているかを知るためのテストで合否がつくものではない。
そのテストを受けた時、長男の横に座る男の子が、アルファベットをすらすらと読み、単語や数字も全問正解していた。
すると、臨時の手書きのパネルが出てきて、発音記号のようなものが書かれていた。
彼はそれもスラスラと読んだ。
私は、テストの続きのパネルが用意されていることにも驚いたけれど、その続きを楽しそうに答える男の子の顔が輝いていたことに最も衝撃を受けた。
これがアメリカの教育なのか!
初日にして大発見だった。
子供達が学校に通い出してからは、
飛び抜けた天才たちに出会った。
アプリをつくることに夢中になる子や、
私にはタイトルすら読めない本の話をする子。
彼らは早い段階でその才能を認められ、才能を伸ばす教育が受けられる学校へ転校した。
その対応の速さに私は驚いた。
この国は天才があふれていて
天才を拾い上げる才能がある。
アメリカの義務教育を受けたことがなく、
LとRを意識して暮らす私がひらめいた、
天才はいっぱいいる!
そして、子供達にこう伝える、
好きなことを好きなだけ学びなさい。
賢い人は足りているから。