友達のいない日とは、はちみつが一滴も残っていないからっぽの壺のようなものさ。
A day without a friend is like a pot without a single drop of honey left inside.
と、くまのプーさんも言っている。
友達とご飯を食べることがどれだけ自分に幸福をもたらしていたのかそれを実感する日々。
グラスも食器も使う人がいなければ意味がない。
たくさんお料理を用意して、
スリッパをずらっと並べて、
ドアが開いたら抱きしめて、
どうでも良い話をしながらゲラゲラ笑って、
暗くなって今何時?と焦って、
車が角を曲がるまで思いっきり手を振って見送って、
冷めたコーヒーを飲みながら、
山のような洗い物をして、
疲れてよだれを垂らして眠りたい。
スリッパに風を通しながら
今日はそんな事を思っていた。
人が好きです。