♪ダダダダーン
キッチンにスターウォーズのテーマが流れる。
子供達が駆け寄って来る。
ゆっくりとゆっくりとためてイカの骨を抜く私。
シャキーン!
「ライトセーバーだ!頂戴!頂戴!」
骨を欲しがる子供達。
いつまでイカの骨で喜んでくれるのだろう。
イカじゃがバター
器:HEATH ceramics
じゃがいもは適当な大きさに切り別茹でする。
じゃがいもは水から茹でる。
土の中で育つ作物は基本的に水から茹でると美味しく茹で上がる。
一緒に煮るイカがすぐに火が通るので、じゃがいもはしっかりと茹でる。
水とお醤油を各大さじ2
お砂糖、みりん、お酒を各大さじ1
を鍋に入れ沸騰させる。
そこにイカを加えて軽く火を通す。
茹でて水気を切ったじゃがいもを加え、
お鍋を時々回しながら煮る。
火傷をしないようにミトンをしながら鍋を回し考える、なぜ鉄鍋で煮てしまったのだろう。重いし熱い。エクササイズだと思ってこれでいく。おとぼけな日だ。
朝は主人の好物、青紫蘇を海苔の間に挟んだ梅干しおにぎりを用意した。
主人が梅干しが出てくるのを楽しみに食べていたが梅干しは出てこなかったらしい。
ごめんなさいね塩にぎり。
そんな日もある。
さてさて、仕上げにバターを加える。
ご飯がすすむ、
イカじゃがバターの完成!
次男が口をほくほくさせながら、
ぼく、ダイオウイカの骨が欲しいな
と言った。
きっと数メートルはあるだろうね。
煮たら小さくなるよ。
骨は縮まないよ。
がっかりした次男の両頬にじゃがいもが入っていてふくれっ面が際立った。