「来なかった…」
ガッカリして起きてきた長男。
しまった!!忘れた!しかも謝るのはおかしいし、どうしよう…
来なかったのはトゥースフェアリーという歯の妖精。乳歯が抜けたら、枕の下に抜けた歯を置いて寝ると、その妖精が歯をお金に変えてくれるという可愛らしいアメリカの文化。
「あ、明日来るんじゃない?そんなこともあるよー🧚♀️」
上手いこと言えなかった…実に不器用だ。
気を取り直して!
フレッシュに、子供も作れるバジルソースを!
バジルソースは、①バジル②にんにく③オリーブオイル④お塩⑤パルメザンチーズ⑥松の実
この6つがあれば簡単に出来る!
いや、①〜④だけでも出来る!
*松の実がなかったのでかぼちゃの種で代用
お手伝いしまーす!
すり鉢を用意!我が家のすり鉢は10号。
パルメザンチーズは次男にすりおろしを頼んだら30分もかかってしまった。忍耐、忍耐と自分に言い聞かせながら待つ。
バジル、にんにく、オリーブオイルはたっぷりと、お塩ひとつまみとかぼちゃの種大さじ1ぐらいを入れてゴリゴリ、最後にパルメザンチーズを入れて、
バジルソースの完成!
パンに塗ってサンドイッチにしても美味しいし、カリッと焼いたチキンとも相性抜群。
今回はパスタにしましょ。
茹でたパスタを投入!和えるだけ。
すり鉢は大は小を兼ねる。
この特大10号のすり鉢をアメリカで探すのには一苦労あった。見つけたのはサンフランシスコの日本街の金物屋さん。嬉しくて主人に電話するほどだった。
高校生の時に母方の祖母が白和えを作るのを初めから最後まで見ていた。教えてもらった程ではないけれど、その時も10号のすり鉢だったのでこれでなくては感覚が掴めない。
「和ちゃん、縁押さえてて」
すり鉢を使うたびにお婆ちゃんの声が聞こえて来るようで、会いたいなと胸があつくなる。
トマトとパルメザンチーズを追加して、
完成!バジルのパスタ。
器:Rosenthal
爽やか〜!なんて心地の良い香りだろう。
子供達が大人になって、10号のすり鉢を探し回る姿を想像して食べた😊