寿司桶を抱えた私は、
外から窓ガラスを磨く主人に向かって、
部屋の中から口パクで
「ちーらーしーずしー♡」とお夕飯の完成を知らせた。
今日は日系スーパーへ行って食材を調達してきた。すっからかんだった冷蔵庫も食材で埋まり開ける度に笑顔になる。
でも、今日はお刺身は買うつもりはなかった。
スーパーのお魚コーナーを眺めていると「今からマグロ出しますよ!」とお店の方に声をかけられた。それで、買うっきゃない!と決めた。
お店の方、商売上手♡
マグロの赤身、サーモン、いくらを買った。
ごろんごろんちらし寿司にしよう!
〈漬けダレ〉
酒:みりん:醤油は1:1:2
お鍋にお酒とみりんを50mlづつ加え火にかけてアルコールを飛ばす。
火を止めて100mlのお醤油を加えて漬けダレの出来上がり。
バットに入れて冷ます。できれば、これを作ってからお刺身を買いに行くぐらい置いておくと味が馴染んで良い。
〈ごろんごろんちらし寿司〉
酢飯用ご飯はお水少なめでセット。ピ。
次にお刺身を用意。
漬けダレに漬けるのはサーモンとマグロ
お客様の時は別々に漬けるが今日は一緒😜
ごろんごろんに大きく切ってタレに漬けて、
30分ぐらい冷蔵庫で休ませる。
ひっくり返したりはしなくて良い。
錦糸卵はほんの少しお砂糖を入れて焼く。
重ねてクルクルクルと巻いてから切る。
ご飯が炊けたら、熱いうちにご飯1合に対して大さじ2の寿司酢で酢飯を作る。祭り団扇で気分を上げていきましょう。わっしょいわっしょい!左手団扇で右しゃもじ!扇いで、切って酢飯の出来上がり!
炒りごまもお好みで。
硬く絞った濡れ布巾をかけて休ませる。
(布巾に小豆の色がついていますがご勘弁を)
その間に大葉を準備。
茎の部分をV字にキッチンバサミで切る。
さて、酢飯も冷めて盛り付け開始。
酢飯は少し桶肌から離すと取り分け易い。
錦糸卵を散らして
ネタのつかり具合を確認👍
マグロとサーモンをごろんごろんと散らす。
大葉を置いて、その上にいくらを乗せる。
出来上がり!
このちらし寿司のポイントはたのしい気持ちになるごろんごろんの大きなネタと大葉の上のいくら。
大葉にいくらをのせておくと、平等に潰さずにいくらを運べる!いくらは高級ですからね。
いくらハンターの次男は、大葉に乗ったいくらを自分のお皿に移して、最後にまとめて口に入れ、僕のドラゴンボール!と弾けるいくらを堪能していましたとさ。
*おまけ*
コロナ前のおもてなし
この時は酢飯にカンピョウの甘煮と酢蓮を加え、漬けマグロ、きゅうりとだし巻き卵を角切りにして散らしている。アメリカ人のゲストも漬けにしてちらし寿司を作ると食べ易いと喜んでくれる🥰
あぁ、またみんなでご飯を食べられる日が早く戻ってきますように。