日本語の「もったいない」は
英語でもMottainaiと訳される。
もったいないスピリットは世界に誇る日本の心。家庭料理はこのもったいない精神を持つか持たないかで幅の広がりが変わってくる。
ぶどうのピクルス
全く甘くないぶどうに当たった。
家族が食卓で静まりかえるほどの抵糖度…
ボウルの中のぶどう一粒一粒が困った顔をした。
大丈夫よ、私に任せなさい。
私には甘くて飲み切れなかったワインがある。
甘いワインはずっーと冷蔵庫の主になっていたもの。やっと活躍の場が来た!
ワインは元々はぶどうだから仲良くなれるはず。
甘いワインとホワイトビネガー、お水を各大さじ4づつとメープルシロップ大さじ3を加え火にかけ沸騰させ、お塩小さじ1を加え溶かした。
早く食べたいので、味が染み込みやすいように水気を切ったブドウには爪楊枝で穴を数カ所開ける。1粒づつ、お、い、し、く、な、ぁ、れで七箇所ずつ開けてみた。
耐熱容器にぶどうを並べ、ピクルス液を注ぐ。
*ピクルス液を煮詰めすぎて少なくなってしまった!
ディル、胡椒の粒、シナモンスティックを一緒に沈める。
ラップをして密着させてもいいけれど、
レモンがあるのでレモンラップをしよう!
薄切りのレモンで浮いてくるぶどうをカバー。
香りも良い。蓋をして冷蔵庫で冷やす。
半日後、どれどれ、
これは面白い!
お洒落なピクルスになった。
チーズボートに乗せたり楽しめそう!
主人に味見をしてもらった、
「何でぶどうがピクルスにならなくちゃいけないのか意味が分からない。酸っぱいぶどう俺には無理!」
おーまい、がー!
😭😭😭
でも、正論!
何で甘いワインで甘く煮なかったんだ、私!!
たらこ唇のもったいないお化けが一人で食べますよ。とほほ。
こうやって、試して凹んでそれでも作って、
めげずに前を向いていく!
MOTTAINAIを抱えて。
追伸
メープルシロップを使ったピクルス液と
レモンラップだけ参考になれば幸いです。