水菜
水菜は魅力的だ。
水菜を意識し始めたのは日本で料理教室に勤めている頃だった。
水菜をぱらっとサラダに加えるだけで、
「素敵なサラダー♡」と言われる水菜、お鍋の上に束でシャッと乗せると代わり映えのないお鍋が上品に締まった。
水菜に魅せられた。
最初は何も感じていなかったのに、
意識し始めるとどんどん好きになり、
水菜への思いは高まるばかり。
お洒落な野菜やハーブとして認定されたものだけが入れるであろう高級「ベビーリーフ」のパックにも水菜は入っている!
このベビーリーフのパックを、私は敬意を表し、「ベビーリーフクラブ」と呼んでいた。
ルッコラ代表率いる会員制クラブ。
この中で、水菜はなんとも素朴で良い仕事をしてくれている。会員の中では葉が傷みにくく、ダントツの低価格であることも素晴らしい。
ベビーリーフクラブを一袋と水菜を一束購入し、束の水菜をクラブメンバーの水菜の長さに合わせて切り揃える。そして、ふわふわと混ぜ合わせると…
水菜マジック!
一気にメンバーが増員され、ベビーリーフクラブを5袋購入したかの様な高級サラダの出来上がり!その有り難さといったら!!
Oh my 水菜!縁の下の力持ち!
ルッコラ代表やデトロイト先輩を上に引き上げる事をお忘れなく〜
***
そんな魅力的な水菜
こちらアメリカの農家さんで見かけたので、ベーコンと一緒に炒めてたっぷり使います。
水菜とベーコンの炒め物
材料は、水菜、ベーコン、オリーブオイル、塩胡椒。
オリーブオイル少々を引き
ベーコンを弱火〜中火でカリッと焼く。
油が跳ねるのでご注意を。
そこに水菜を加え、さっと10秒炒めて、
塩胡椒をして完成!
ポイントは、
炒め終わった後に、
生の水菜を一掴み加えること!
すぐにしんなりしてしまう水菜、ベーコンと一緒になると、どうしてもほうれん草のソテーに見えてしまう。水菜のシュッとした美しさが消えてしまう。なので、最後に生をプラス!
追い水菜!
春なので、ちょっとお化粧を。
次男がいつも残す茹で卵の黄身を
茶こしで裏ごしすると…
春到来!
水菜への熱い思いを読んで下さり有難うございます。合言葉は、水菜マジック!追い水菜!