人と食

人と食のエピソード。笑って泣いてカリフォルニア。

繰り返しの毎日に意味がある。

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食べて、食べて、食べて、

時にはお腹を壊して、

それでも食べて、最後には綺麗な蝶になる。

 

「はらぺこあおむし」

私のバイブルです。

 

幼い時、

絵本に出てくるさくらんぼのパイやむらさき色のナスのようなプラムは、まだ外国に行ったことのなかった私にとって、興味深い食べ物でした。

 

母になり、

絵本を読み聞かせるようになりました。

食べ物の穴の中に指を入れ、その手を口に持っていき食べる仕草をしながら、息子達と一緒に楽しみながら読みました。

 

次男が年長さんの時に好きな絵本作家として

エリックカールさんを選び、一緒にポスターを作りました。

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食べ物の絵を描いてから、穴あけパンチで穴を空けて、ストローのあおむしを通して遊んだのもいい思い出です。

 

でも…

この本を読み聞かせて寝かしつけていると、

「おなかすいた、おきる、ごはんたべる」

と必ず言われてしまっていました。

 

そんなときはこちらの絵本、

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こちらもエリックカールさんの名作、

「 The Very Quiet Cricket 」

「だんまりこおろぎ」

一緒にこおろぎを応援しながら子供がウトウトしてくれる絵本です。

本当に有り難かった!

 

 

それでも…ならない羽…

やっぱり…まだお腹が空いている…

私たちの日常はエリックカールさんの描く

小さな世界と同じ。

ちっぽけで、繰り返しの毎日だけれど、

繰り返すことに意味がある。

繰り返すことで繋いできた日常があります。

 

こちらカリフォルニア、

今夜もクリケットが鳴いています。🦗

みんなエリックさんに有難うと言っているようです。