器が喜んでいる。
日曜日に小さなおもてなしをした。
眠っていた大きなパエリアパン🥘を倉庫から引っ張り出して懐かしい気持ちになった。
コロナ禍で大きなパエリアをみんなでつつく事が長い間出来なかったから、焼き上がったパエリアをオーブンから取り出すときに、ウルっとする程幸せな気持ちになった。
「家族と友達がみんな健康で食事ができる」
これ以上に幸せな事はないと思う。
器も器で、料理がのって活かされる。
使ってなんぼだと改めて感じた。
小さなおもてなし
今回のセッティングは夏から秋へ
オリーブの枝を添えてみた。
お魚の器にはしめ鯖をのせて。
生姜味のサラダがあったので、付け合わせは下ろし生姜ではなく、セロリと紫玉ねぎのスライス。
お花はスーパー2軒で6束買い、好きな様にいけなおしたもの。季節のお花がスーパーで気軽に買えるのが有難い。
カップの横にちょこっと秋らしい植物が添えてあるだけで、見慣れた器も新鮮に感じる。
パセリを日の当たるところに数日出しておくだけで、乾燥パセリになる。こちらはきのこのグラタンの上にパラパラとした。
おもてなしの流れ
いつも、3日前からおもてなしは始まる。
3日前にメニューをぼやっと考えて、足りない調味料を揃える。
2日前に食材を買いに行き、ここで大どんでん返しが必ず起こる。旬のものや、いつも手に入らない物がスーパーや産直に置いてあったりすると、メニューがガラッと変わる。
今回も「ポークリブ」以外は変更ばかり。
魚介はサンフランシスコの漁港からデリバリーをお願いした。そこで北海道産のホタテがあるのを知りまたメニュー変更🤣
「帆立のカルパッチョ」
そして、まさかのタコが届かないハプニングにより、タコと大根のサラダが変更に。パエリア用に購入した、イカの足部分を急遽サラダに回し「イカゲソと大根のサラダ」が出来上がった。
ここはアメリカ、頼んだ物が確実に届けばラッキーだと考えている。お料理も臨機応変に!
イカの足は白ワインを加えたお湯で湯がいた。
おもてなし前日は、お料理をしながら、足りないものを購入したりバタバタと過ぎる。
就寝前が一番楽しい時間で、セッティングを考え、盛り付ける器を並べ水を通しておく。
私の皿モットー「使っていないお皿にごめんなさい、使って割れてしまったお皿にありがとう」この精神でお気に入りをどんどん使う!
当日は今回の様に午前中からの会食の場合は、陽が登る前からお料理をはじめる。
コーヒーを魔法瓶にドリップする為にケトルでお湯を沸かし、ポークリブ2鍋の横でコロッケを揚げながら、オーブンにはパエリアとグラタンが入っている。この状態になるとクッキングハイになる!キマってしまう🤩
大将が写真を撮ってくれた。
題して「パエリアとの涙の再会」😂
ちなみにパエリアは本場スペインでは昼間に食べる物で夜食べる習慣がないとか。
そんなこんなで、
出来上がった他のお料理もざっと紹介!
ポークリブ
モントレーイカとチキンのパエリア
きのこのグラタン
パンチェッタとハーブのポテトコロッケ
サーモンディップとバゲット
サーモンの南蛮漬け
セロリの煮物
キャベツの浅漬け
ぜんまいのナムル
全てのお料理にバックアップありで安定の作りすぎ!お持ち帰りしてもらいました。
そうそう、デザートはゲストにお願いしました☺️ドーナツとマンゴープリン!
とても美味しかった〜✨
美味しい楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。やっぱり人と食が私の全てだと大きなパエリアパンを洗いながら思った日曜日。
今週も頑張ろう!