事故に遭いました。
ほんの30分前に主人と電話しながら、
「今、（学校の）お迎え前にお肉漬けてるよ〜、帰ってきたら今夜はBBQかな！」なんて電話していて、お迎えに行ったら事故に遭ってしまいました。
学校のパーキングゾーンに止めていたら後ろから車が突っ込んで来たという避けることの出来ない事故。
警察曰く、突っ込んで来た車は脇見運転だったそうです。
事故の状況は、
私の後ろの駐車中の車を豪快にスクラッチしてから、私の車にぶつかってきたとのこと。
私は車から降りる直前だったので、シートベルトをまだしていた事が幸いし、怪我は左足をハンドルに強打した打撲だけです。
ただただ、パニック！
まさか駐車していて後ろから車が突っ込んでくるなんて！車から降りようとしていたので、降りていたら…
状況がすぐに読み込めませんでした。
はっ！と気がついた時にはぶつかってきた車が見えなかったので、当て逃げ！と思い急いでクラクションを鳴らしました。
その直後、長男の友達のお父さんがダッシュで車を追いかけている姿が見え、私は外に出ましたが、車にもたれかかって上の部分を叩いていた様な気がします。なんで？
とにかく何が起こったのか分からず、足は痛い。でも歩ける。
丁度お迎えの時間だったので、校長先生や知り合いが大勢駆け寄って来てくれて、救急車や警察があっという間に来ました。
子供達のことは任せて！とみんな凄いチームワークで助けて下さり、私はただそこにいるだけの状況でした。
救急車の方には、自ら「乗る必要は無さそう。でも、足が痛いから紙を書かせて」と事故に遭ったエビデンスを残しました。こういうのが大事なアメリカ生活。後で保険会社とのやり取りで必要となるかもしれませんし、具合が悪くなった時に、何で救急車に乗らなかったの？となる可能性もあります。この強かさこそが海外生活で得て来たもの。ちゃっかりしています。
そして、
しばらく警察とのやり取りをしていると…
こんがり焼けた（ゴルフ焼け）アンパンマンが来ました！！
大将！
もう安心だ。この人、あんこ詰まってるから大丈夫。（知識と冷静さという名のあんこ）
そこからは全てを任せて縁石に座ってただボーッとしていました。
私のアンパンマンは顔をちぎってはくれないけれど頼もしいなぁ。
事故後、子供達を預かって遊ばせてくれるパパ友ママ友がいたり、レッカー車が来るまで時間がかかっていたので、事故現場に戻ってきてくれる方々がいて、何か必要なものはない？出来ることはない？とたくさん声をかけてくれました。その事にただただ感謝しました。
やっぱりアメリカ。助け合う心。アメリカ人の優しさはこういう時に発揮されます。人間として1番見習いたい人達です。
冷静になり、車の破損箇所を見て驚き！
ぶつかってきた車が大きなドイツ車だった為衝撃が大きく、小柄なプリウスの破損は想像以上でした。
目撃者曰く、私の車は宙に浮いたそうです。
路上に散乱した破片を周りの方が集めてくれていました。今まで事故に遭ったことが一度もないので、タイヤカバーやエンブレムがこんなに簡単にすっ飛んでしまうものなのだと驚きました。もし、横の通学路に児童がいて、これらに当たってしまっていたら…と思うと身震いがしました。事故がお迎え10分前に起こって本当に良かったです。
幸い、大きな怪我人を出さずに済んだこの事故。巻き込まれてしまった事は不運ですが、パニックや怒りはすぐにおさまりました。
生きてるだけで丸儲け。
この言葉の意味がしっくりと腑に落ちる体験となりました。
こうして、伝えることも事故に遭った者の大切な役目の様な気がします。
そうそう、気になっていますよね、お肉！
事故後の手続きに追われて夕方になってしまい、大将が何か食べて帰ろうかと提案してくれたけれど、次男が「焼肉がいい！」と言うので思い出しました！！
漬けてきたお肉を！
「ママ、お肉漬けてきたからお家で食べよう！」となり、
炭火でBBQしましたよ！！
夏時間で8時過ぎまで明るいです。
とーっても大きなビーフリブ！
甘ーいとうもろこし！
プルプルもっちりブッラータチーズのサラダ！
家族で食卓を囲める幸せをいつもの何倍も何倍も感じながら食べました。
家族で食卓を囲めたらどんな日もハレの日ですね。
漬けダレのレシピはまた次回に書きますね🙋♀️
