Matcha
アメリカは空前の抹茶ブームである。
数年前から徐々に増えてきたMatchaアイテムだが、抹茶アイスや抹茶味のチョコレートがかかったドーナツ、抹茶ラテなどであり、日本人が周知するあの凛とした姿の「お抹茶」ではない。
だが、最近サンフランシスコ近郊のファーマーズマーケット(朝市)で列をなしているのが、日本の本物の「抹茶の粉」を扱うお店である。これは抹茶を飲むことが習慣として定着してきているということ。
「とうとうここまできたか」
漫画のヒーローが敵に発するような言葉が思わず口から漏れた。

日本の心ここにあり
ここで抹茶や日本文化の素晴らしさを語るつもりはない、私が書かなくても何百年も書き続けている人達がいるのでそちらにお任せする。
今日は私の視点から見た日本人の素晴らしさを語りたい!
小学生の時
地球温暖化についての作文を学校で嫌というほど書かされた。今にも沈んでしまいそうな小さな氷の上に佇む白熊の絵は、小学生の私に強烈なインパクトを与えた。このままだと地球は危ない!君たちならどうする!?そんなことを毎回投げかけてくる大人に対しては何の思いも疑問もなかったけれど、ただその類のもう地球は長くは持たないと感じさせる課題に嫌気がさしていた。
そんな時、人生を変える言葉が宇宙から降りてきた。宇宙飛行士の毛利守さんが、宇宙からの中継で「地球は美しいです 国境線はみえません」と目の前の地球を伝えた。わたしはこの短い言葉に惚れてしまった。今、まさに宇宙から地球を見ている人の言葉は周りのどんな大人の言葉よりも高速でわたしの心に響いた。これである。ポジティブな言葉を投げかける大人になりたい。ここが私の原点である。
成り行きで長く海外にいる
ただの凡人のわたしの言葉に宇宙飛行士の様な影響力は期待できないが、誰でも言葉を発信できるという時代が後押ししてくれているので、低速であっても誰かの心に響くことを願う。
私が人生を通して経験して来た「人と食」という視点から地球規模で言わせてもらうと、
日本人は世界一食べ物を口に入れる好奇心がある!情熱がある!
これは日本人が世界に誇れることだと思う。
オーストラリアの360℃地平線ビューの田舎の中の田舎にある小さなフィッシュ&チップスの名店のゲストブックには「日本から来ました」と書いてあり、当時17歳のわたしは、あー先を越された!と天を仰いだ。
カナダの車の通れない民家の中にあるチーズケーキ屋さんのカウンターには、当時日本で流行っていたグレゴリーのリュックを背負った黒髪の男性が座っていた。
ドイツのビアホールでは、ここでたくさん飲むのはヨーロッパの人、いろいろ試して飲むのは日本人だと教えてもらった。
北京でホームステイをたくさん受け入れていた中国人の知人は、日本人はどんな料理を出しても何でも口に入れると笑って話してくれた。
都会に住むアメリカ人は、日本人観光客の事をクレイジーだと言う。美味しいものの為なら彼らはどこまででも行くし、1人で旅をしてスペインでタコを食べて来た話を聞いて頭がおかしいと思ったら、次の日もそのタコを食べにスペインに行ったという日本人に会ったんだ、クレイジーだろ!と熱く語っていた。
これだけじゃない、どこへ行っても現地の美味しいお店を検索している日本人の姿が世界に溢れているという目撃情報がある。
そう、日本にいると分かりにくいけれど、海外に出ると分かるのが私たち日本人の持つ食べることに対する熱い思いと好奇心!
これはただの欲求ではなく能力である。
その国々で好まれている食事を好奇心を持って食べられるということは仲間になれることでもある。適応能力であり、好かれる素質でもある。それが自然に出来て、世界的に見てずば抜けているのだから、誇らしく胸を張れることだと思う。
私たちは、きび団子1つで鬼退治にもついて行くし、おにぎりがコロコロと山を転がったって追っかけるパッションを持っているのだから!
日本人がシャイだとか大人しいと言う人に出会ったら胸を張ってこう返してあげたらどうだろう、
「日本人の口は食べるためについているんだよ」あなたが最近毎朝飲んでるそのMatcha、500年前から日本で流行ってるよ😉
⭐︎おまけ⭐︎


抹茶とオレオのチーズケーキ



この夏、手に入る抹茶を試しまくり


狂った様に作り続けるわたしは、アメリカの抹茶ブームに好奇心を持って乗っかりたい!