人と食

人と食のエピソード。笑って泣いてカリフォルニア。

くるみ仕事と使命感。

食材王国カリフォルニアはクルミの産地でもある。秋になると殻付きのクルミが出回る。

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くるみ仕事

パリッと割って中身を出す。

こういう生産性の低い仕事が好きだ。

一つのことしか出来ない不器用な性格なので、

テレビや音楽を聴きながらパリパリっとはできない。無心になって殻を割る。

メディテーションに近いものがある。

ただ、雑念が凄い。

ブラウニー、キャラメルウォールナッツ、くるみのたづくり、くるみパン、くるみあんぱん…

作りたいもので頭がいっぱいだ。

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部屋中にクルミの殻を飛ばしながら割り切った。子供達はクルミの殻を踏んで痛いと怒り、

私は彼らの散らかしたLEGOを踏み痛いと怒る。クルミvs LEGO。

ママは一年中痛いがあなたたちは今日だけ!

耐えるのだ!

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ジャーいっぱいに入ったクルミ。

夢いっぱい。

 

クルミのロースト

クルミは生でも食べられるが、

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300℉(約150℃)のオーブンで20分ローストしてから食べる。

量が少ない時はフライパンでから煎りする。

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ローストすることでパリッと香ばしくなる。

 

薄皮は少し苦味がある。

気になるようなら、

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熱いうちにザルの中でくるくるする。
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クルミの角も程よく取れて口当たりも良くなる。

 

 

最近の私は、クルミ入りのブラウニーを焼き続けている。試食係の非甘党の主人はげんなり。

「小麦粉50gと60gどっちが好き?80gの方クルミの食感大丈夫?」と追っかけ回されている。

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クルミ入りブラウニー

今年のホリデーはコロナの影響で、みんなお家で過ごすことになるだろうし、手作りの物を配る事が出来ない。だから、せめて、美味しいブラウニーの作り方を贈りたい😊

食べ物の力は大きい。

私の友人は「食べ物は避難所」という名言を放っていたがその通りだと思う。

みんなの心を避難させる為にも私にはやるべき事がある!!

そんな使命感に燃えて、取り憑かれたようにブラウニーを焼く私を見て、主人は呆れて、横でスルメを焼く。