人と食

人と食のエピソード。笑って泣いてカリフォルニア。

W杯日本の勝利に見えたおにぎり

アメリカ西海岸時間、午前11時キックオフのスペイン戦。

感動しました。

一生懸命、前を向いて、全力で、みんなで。

純粋にスポーツのもつ力に心が掴まれ動かされました。

今から20年前の2002年日韓ワールドカップの時は、馬鹿騒ぎしていたニワカファンの大学生の1人でした。

20年が経ち、今活躍している選手よりも歳を取りました。

今日の試合をスマホの中継で観ながら、涙がとめどもなく流れてきてぼやける視界を拭い続けました。

「この選手たちは今までどれだけの数のおにぎりを食べてこの舞台まできたのだろう」

朝練、午後練、週末の練習、合宿に遠征、

積み重ねてきた日々にきっとたくさんのおにぎりがあったはず。

悔しい味も、苦くて甘くて、どうしようもなく味のしないおにぎりもあったにちがいない。

それでも、どんな味のおにぎりでも、今日も元気に帰ってきますように!と握られたおにぎりをたくさん食べてこの舞台にいるのだと思うと…

すっかり母親目線で涙がボロボロ。

 

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決勝戦まで何箱泣けばいいですか?