人と食

人と食のエピソード。笑って泣いてカリフォルニア。

カステヘルミ〜器は巡る〜

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先日、ロブスターのラザニアをお昼に作った。

もちろん高級食材ロブスター🦞は不在。

使うのはこちら、

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ロブスターのビスク缶!

ビスクとは甲殻類のスープのこと。
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このまま温めてスープで飲めるが…

これでホワイトソースを作って、グラタンやドリアやラザニアを作ると、簡単に高級ロブスターの味を堪能できてしまう😋

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具は玉ねぎ、しめじ、ベーコンをバターで炒めて、小麦粉、ロブスタービスクに牛乳と生クリームを足して。

ラザニアを茹でて重ねて、チーズを中にも外にもたっぷりと!仕上げにパン粉をかけて焼きました😋

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たった1缶で外食気分を味わえるビスク缶はとっておきの缶詰めだと思う。

 

食事を終えると片付けが待っている✨

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✨お気づきだろうか

あの、露の雫、カステヘルミというお皿。

数々の奇跡で我が家へやってくるあのお皿がまた仲間を呼んだ。

作り話でしょ?というぐらいのご縁で我が家にやってきた。

hitotoshoku.hatenablog.com

始まりは、スリフトショップでおばあさんに6枚セットのケーキプレートを譲ったことから。

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その後、ヴィンテージの大皿に出会い、

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最近、7枚のコースターに出会った。

古いものが好きだ。

ヴィンテージの器は今この世界に出歩く数が増える事がないので、今あるだけをみんなで回していくものである。

私の番が来たのだと、嬉しく楽しむ日々。

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そんな中、

次はコースターに乗せる小さなカップでパンナコッタを作ってみたくなった。

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こんな風にね。

そんなに上手く手に入ることはないと思っていたが、その時恒例の食器の片付けをしていた。使わなくなってしまった器を譲ったり、お店に寄付したり。

「これをするとね、本当に欲しいものがやってくるんだよ!」と主人に言うと笑われたが、その日の夜に驚く事になった。

知り合いのコレクターさんが、カステヘルミのカップを売りに出していたのである。

しかも、ソーサーなしのカップのみ。

驚いた!ただ驚いた。

 

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そして、届いたカップをソーサーと合わせてみたら、ため息が出るほど美しかった。

こんなことがあるんだね、不思議だね、嬉しいねと今も見る度に何度も微笑んでしまう。

 

しかし、これで奇跡は終わらなかった。

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ヴィンテージのケーキ皿と小皿が2セット我が家へやって来た!

なんということだろう。

亡くなった親戚のお爺さんの家から出てきたものだとセラーさんから譲り受けた。彼女は使ってくれる人が見つかって本当に嬉しい!と大喜びしてくれた。その100倍喜んだのは私なのだけど、何だか良いことをした気分にさえなった。

 

ここまで奇跡に奇跡が続くと、誠に勝手ながら、器が私を選んでくれたという気持ちが湧いてきた。

選ばれたのならば、誰よりも使いこなさなくては!そして、私も次にバトンを繋ぎたい。