金曜日は子供達のオンライン授業のアシスタント業が忙しい。印刷、コピー取り、お茶汲み、お昼ご飯用意、スキャニング、応援!📣、提出物まとめ、お夕飯用意。
オンライン授業も10ヶ月が経ち、もうすっかり一般事務&給食のおばさん業も板に付いてきた。
金曜日の朝、バナナが黒くなってきたので、
バナナケーキを焼こうとバターと卵を冷蔵庫から出した。
余裕がない日と分かっていながらこういう事をして自分を追い詰める。そして半日バターから目を逸らし見ないふり。
お夕飯を片付けて、キッチンに出しっぱなしのバターを指で押すとかなり柔らかい。
やるか!
と気合を入れ、焼き始めたのは8時過ぎ。
せっかく時間に余裕があるのだから新しい配合で作ってみたくなった。
冷蔵庫を漁ると
サワークリーム!
そうだ!これでいこう!
19歳の時にカナダのバンクーバーで半年間学生をしていた。ブリティッシュコロンビア大学UBCという大学で勉強する程頭は良くなかったけれど、大学内のカフェのスイーツは誰よりも食べ尽くしたと思う。
その中でもバターケーキ(パウンドケーキ)に目覚め、しっとりとしたその食感は私を虜にした。
半年間の留学を終えた私はUBCのバターケーキのレシピを得て帰国した。どういう経由で貰えたのかは忘れてしまったが、きっと問い詰めてもらったのだろう。
レシピを見て驚いたのは、「サワークリーム」
だった。日本ではボルシチを食べる時に添えられているぐらいのイメージだったサワークリーム。これがしっとりの正体か!と手書きのレシピを手でなぞった。
そう、その
サワークリームをバナナケーキに入れてみよう!
バナナケーキ(バナナブレッド)
材料は室温に戻す/オーブンの余熱は180℃
①大きめのボウルに無塩バター227g(8oz)とお砂糖100gを加えて良く混ぜる。
②卵黄4つを1つづつ加えては混ぜる。
③サワークリーム100gを加え混ぜる。
④アーモンドパウダー50gを加え混ぜる。
⑤薄力粉200gとベーキングパウダー小さじ1
を振るい入れ、さっくり混ぜる。
⑥別のボウルに卵白4つ分とお砂糖100gを混ぜてメレンゲを作る。そのメレンゲを大ボウルの生地に混ぜ合わせる。
⑦完熟の黒バナナ2本をフォークで潰して生地に加える。
⑧生地を型に入れ(上に縦切りしたバナナを1本乗せて)焼く。180度で40分程焼く。
*焼き色を見て焼き時間は調節する。
アメリカではバナナケーキをバナナブレッドという。↓英語の絵レシピはこちら
バナナブレッドは絶大な人気を誇るお菓子。
スパイス大好きアメリカでは、これにシナモンパウダーを加えて作ることも多い!
サワークリーム入りのバナナケーキ、
しっとり美味しく出来ました😊
丸型で作っても良し😋
長引くStay home
バナナが黒くなるまで楽しみに待って、
バナナケーキを焼いて、
翌日が美味しいバナナケーキを眺め、
翌日食べる。
楽しみは増やすもの。
ENJOY!!