器の話。
iittala / Ultima Thule
フィンランドのイッタラ、ウルティマツーレというガラスの器。
「ウルティマツーレ」とは、日が沈まない氷と雪に閉ざされた極北の島を意味する。
この器、とても美しく、使い勝手が良い!
氷と雪に閉ざされた極北の地、まさに、アナ雪の様な世界。でも、冬よりも夏に手に取ることの方が多いこの器。夏の長いカリフォルニアにピッタリの器である。
「夏は涼しく冬暖かに」
ウルティマツーレ 、
世界中で50年以上愛されているには訳がある。
今日はそんなウルティマツーレの魅力をお届けします!
まず、重ねて置いておくだけで絵になる。
雫の美しさにうっとりする。(4枚重ね)
ころんと茹でたブロッコリー🥦が乗るだけで、朝露に濡れた美しいお野菜になってしまう
このプレートは「お取り皿」としても優秀。
もちろんメインプレートにも!
お酢飯に鮭フレークの何ちゃってお寿司プレートで登場。お茶碗に盛り付けたら「いつものか」ウルティマツーレに盛り付けたら「誰か来るの?」と家族の反応も変わるので面白い。
夏と冬の定番だが、もちろん春も楽しませてくれる。
こちらは昨日、子供達の進級祝いに焼いたロールケーキ。ロールケーキをお皿の真ん中ではなく、少し奥に盛り付け、裏庭の桜の花を添えた。
真ん中の雫のデザインが隠れない程度に粉砂糖を振るい、春風で散りゆく桜をイメージしてみた。
食べ始めるときに、
ウルティマツーレのボウルに水を張り食卓に出した。
みんなのお皿の桜を集めて浮かべるために!
これは父がしていた事の真似っこ。
優しい父は、朝新聞を取りに行く時に、折れているお花を見つけては、小皿に浮かべ食卓に出していた。それを思うと、桜をペッとよけて捨てるに忍びない。
そうそう、このウルティマツーレのボウルも我が家の食卓には欠かせない。
小さなおかずの多い韓国料理の時には小鉢として。
お箸では食べにくい、ライスサラダやキヌアサラダは銘々に盛り付け、スプーンを添えて。
お正月は数の子を盛り付けた。
あらあら、鬼滅の刃を読みながら、
黒豆を食べている子もいましたね。
納豆を入れても様になってしまうこのボウル、
最大の魅力は…
重ねて収納出来ること!
収納が上手に出来る器は手に取る回数が増える。地味な様で大切な要素!
ウルティマツーレは、他にもグラスやピッチャーなど、たくさんの種類がある。
廃盤になってしまった大きなグラスジョッキは
炭酸水+ミント+冷凍柚子の皮のオリジナルドリンクを飲むのに使っている。
他にも、
クリスマスには、セミドライ柿のオードブルを乗せたり、
冬の朝にフルーツを。
ガラスなのに、温かい温もりを感じるのは何故だろう。
そして、
昨晩の手巻き寿司。
ウルティマツーレでコーディネートをしてみた。
和食器との相性も良く、絵皿とも喧嘩しない!
長男と次男が私に巻いてくれたお寿司。
こうやって、ウルティマツーレの美味しい思い出がどんどん増えていく。
おばあさんになった時、
この一枚を手に取っただけで泣けちゃうんじゃないかな。
涼しげで温かい
イッタラのウルティマツーレ
おすすめです。