人と食

人と食のエピソード。笑って泣いてカリフォルニア。

食べ切り3個のクレープ!

10時のおやつにクレープを焼いた。 長引く自宅待機でおやつ作りが変わってしまった。たくさん焼いて友達と食べる事が出来ないので、少量で作るレシピばかりが増える。 食べ切りサイズの3個のクレープ 小麦粉大さじ4、お砂糖大さじ2、卵1個、溶かしバター一切…

30年後を見据えた子育て

子育てには一切の自信がない。 そんな私はよく、彼らの未来がどんな風に変わるのかを想像する。 子育て信条もないけれど、何となくぼやっと こうなったらいいなという思いはある。 AIにはない 人間のもつファンクション 食べること、寝ること、出すこと、 こ…

父のキュウイフルーツ

これなんだ? じゃがいも?おしりたんてい? 正解はキュウイフルーツ! 農家さんのフルーツスタンドで出荷出来ない形や柔らかすぎるキュウイを袋詰めで売っていた。1袋1.5ドル!お買い得でしかも美味しい。 有難いな。 キュウイフルーツの栽培は難しいと思う…

YouTube先生のお力添え【お寿司】

毎月恒例のパパ寿司。 コロナ禍での主人の新しい趣味である。 「日曜日寿司握るから!」 3日前から主人のリマインダーが止まらない。 日曜日の朝、朝ごはんにおにぎりを握って車に乗り込み日系スーパーとお魚屋さんへ行く。 訳もわからず車に乗せられ、おに…

キッチンで餅つき!きな粉もち

きな粉もちが食べたい!! その一心で餅をつく。 食べたいなら作るしかない! 只今カリフォルニアの田舎街で自宅待機中 今まで、何度もこういう衝動に駆られて失敗してきている。 でも、めげない!食いしん坊の意地! 家にあるのはもち米2合ときな粉。 失敗…

リベンジ!

七転び八起き いや、転んだと見せかけて手をついて着顔を阻止!っしゃっ! マックに負けた次男のお誕生日。 次の日、私はリングに上がった。 Portabellaポータベラマッシュルームの ゴングが鳴った。 セッティングは次男が好きなお皿。 彼はこの白いお皿を"…

敗北記念日

お正月は次男の誕生日もある。 ガラスのボウルにスコップケーキを作った。 スコップケーキ - 人と食 前回のスコップケーキは直径19cm、今回は小さめの15cm。4人で食べ切れるサイズ。 スポンジを厚めに焼いてイチゴをたっぷり間に挟み、生クリームはぴったり2…

アフターおせち。

御節の残り物とフレンチトースト セーラー服に下はかま。 何かがおかしい組み合わせ。 冷凍しておいた食パンを解凍して作ったフレンチトースト。 こういうものが急に食べたくなるのがお正月の不思議。御節に飽きたらカレーもね!の気分。 リクエストでポテト…

あるもので御節

明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します! 元旦、アップルサイダーで乾杯! 今年の御節は「あるもので御節」 もう、家族のみんなが元気で年を越せただけで100点満点!コロナで自宅待機が続き、日系スーパーをはしごしてお正月食材の買…

今年最後!世界の広さは測れない!

今日も一日中お料理をしていました。 今年の最後にふさわしい料理をブログに書こうと意気込んでいましたが、今日はスープを作って失敗してしまいました。 よく失敗をします。それが私の日常です。 ということで、私の体験した家庭料理の面白さでも書こうかな…

冬至からクリスマスの食卓

「あと何回寝たらクリスマス?」と次男が聞くので、「あと5回だよ」と答えると、 「じゃあ、ぼく、今日2回寝る!」と言ったのは3年前の冬至の日だった。 かぼちゃを食べるたびに思い出すエピソード。 冬至といえばかぼちゃ。 12月21日冬至 今年は小豆を炊い…

思いやりクリスマスケーキ

今年のクリスマスケーキは とっても地味! 2019年子供達と作ったチョコレートケーキ 2018年ママ作ショートケーキ! どうした今年?? 長引く自宅待機で何度も生クリームのケーキをおやつに焼き、ケーキに対する特別感が薄れてしまった子供達。これはいかんと…

コロナ禍で振舞われる主人の料理

ででーん! 炭火焼きリブアイステーキ! 「クリスマスもお正月も仕事かも…」 そんな空耳が聞こえた様な聞こえない様な。 主人は多忙を極める。 唯一の楽しみは「食べること」 この時期に値段が跳ね上がる塊肉を嬉しそうに買って来た。いつもの1.5倍のお値段…

クッキー缶

このクッキー缶と紅茶クッキーには特別な想い出があります。 高校の時、憧れの先生がいました。 先生はデンマークと日本で活躍されている日本人の女性でした。 その先生が気に入って下さったのが、私の焼く紅茶クッキーでした。 学期末に、先生とクラスの仲…

中トロと目玉焼きトースト

朝ごはんは目玉焼きトースト 厚切りトーストにバターを塗って、塩コショウをした半熟の目玉焼きを乗せてパクリ! 美味しい〜を連発の子供達。 頑張らなくても美味しいって嬉しい。 お庭の枝を食卓に飾った。 朝露に濡れた赤い実とキラキラ光るガラスの食器を…

キッチンの半畳で抱く野望

Odai「わたしの仕事場」 キッチンのシンクの前の半畳が私の仕事場。 今朝はアーモンド仕事から始まった。 子供達のオンライン授業を見守りながら もくもくとアーモンドの殻割りをする。 私のメディテーション‍♀️ 豆を煮るか、殻を割るかで無になれる。 疲れ…

柚子ミントソーダと柿のフルーチェ

キッチンのミントが使ってくれーと洗い物をする度に手をちょんちょんと触ってくる。 可愛いなぁ。 はいはい、掃除機かけたらね。 掃除機の後の一杯!柚子ミントソーダ! 柚子の皮は白い部分を取り除き冷凍している。 その冷凍の柚子の皮とミントをちぎってグ…

断捨離グラノーラ【絵レシピ】

おはようございます ちょっと朝からヘルシーです。 グリークヨーグルトに手作りグラノーラを振りかけて、地元の蜂蜜をたっぷりと。 ヘルシーな自分に酔いながらの朝食。そして、30分後にお腹が空いてゆで卵を食べました オートミールで作るグラノーラって実…

一緒にカレーを食べよう。

和子12歳 しゃばしゃばのカレー - 人と食 カエルコール - 人と食 生き様 - 人と食 どのぐらい泣いたかわからない。 父が部屋に入ってきて、 「下で一緒にカレーを食べよう」と私に声をかけた。 何も答えなかった。 部屋を出る時に父が言った、 「ママの為に…

生き様

和子12歳 しゃばしゃばのカレー - 人と食 カエルコール - 人と食 母が何事もなかったように手を洗って台所へ来た。 「あら、カレー作ってくれたの? 助かった、ありがとう!」そう言った。 一体何がおこったのだろう。 おじいちゃんが、なぜ病院から帰ってこ…

カエルコール

和子12歳 しゃばしゃばのカレー - 人と食 私は台所で カレーを無心で混ぜる。 カレーの渦に吸い込まれそうだ。 家の前に車の止まった音がした。 急いで玄関のドアを開けると おじいちゃんが可愛がっていた庭のガマガエルが前足をパッと出し、家へ入ろうとし…

しゃばしゃばのカレー

和子12歳 マッキと呼ばれるおじいちゃんの 介護をする為に父の転勤先の札幌から父をおいて東京の家へ家族で帰ってきた。 電話先でおじいちゃんが「帰ってきてくれよぉ」と私に言った一言で両親は決めた。 孫に漏らした本音だった。 3年半前に7人で暮らしてい…

白餡とわたし。

毎回この辺りで逃げ出したくなる白餡作り。 水分が蒸発し重くなる餡、焦げてしまう為止められない手。 何で私はこんなことをしているのだろうと一瞬我に返る。 「辞める勇気」さえ湧いてくる。 不思議だ、毎回この瞬間に到達するまでこの瞬間の苦しみを思い…

余り物で後夜祭

感謝祭翌日、子供達とゴルフの練習へ行き、帰りにドライブスルーでハンバーガーを買って食べてきた主人が、 「やっぱり和子が好きだな。」と言った。 へ?どうした急に!ゴルフボールで頭打った? 「やっぱり和子"の方"が好きだなって言ったんだけど。」 あ…

感謝祭

今日は11月の第四木曜日でThanksgiving day。 大きな七面鳥を囲んで、家族や友達とゆっくり食事を楽しむ日。 今年は家族4人でささやかなランチ会を開催。 家族の健康に感謝! 恒例のクランベリーサイダーで乾杯! こうして私たちが平穏な休暇を過ごせるのも…

パンケーキは心の余裕を表す。

サンクスギビングホリデーに入った子供達。 私もしばしオンライン授業のアシスタント業務から解放された。コピー取り、お茶汲みにご機嫌取りのアシスタント業は、突然訳の分からない単語のスペルを聞かれたりの無茶振りが多く心の余裕が失われる。業務から解…

★エスプレッソブラウニー★【絵レシピ】

エスプレッソブラウニー 別名、賄賂ブラウニー。 カレッジで学生をしていた時、大事なプレゼンテーションの前にこのブラウニーを審査員の生徒と先生に配っていたことから、賄賂ブラウニーと呼ばれた。 今まで、言葉の壁も学力もピンチは食の力を借りて乗り越…

くるみ仕事と使命感。

食材王国カリフォルニアはクルミの産地でもある。秋になると殻付きのクルミが出回る。 くるみ仕事 パリッと割って中身を出す。 こういう生産性の低い仕事が好きだ。 一つのことしか出来ない不器用な性格なので、 テレビや音楽を聴きながらパリパリっとはでき…

柿のヤドリギ

こーんなに、鈴生りの柿を友人が届けてくれた。 彼女の家には柿の木が1本ある。私の家にはプラムの木が1本ある。彼女は柿よりプラムが好きで、私はプラムより柿が好き。 毎年交換をしている。 チャーミングな彼女はこの鈴生りの柿を「mistletoe(ヤドリギ)…

チンジャオロース風炒め物

東京で働いていた頃の話。 朝の通勤電車、ドア付近に立っていたスーツの男性が、ドアが開いた瞬間にホームに立っていた同じスーツ姿の男性に声をかけた。 「おぃ!チンジャオロース!!ひっさしぶりだなー!」と。 車内は笑いを堪える人たちがお互いに顔を見…